ケータイ小説 野いちご

桜の花が咲く頃に

第4章 -秘密-





次の日



「うっ……筋肉痛が半端ない…」


いつもより少し早く目覚めた桃は、筋肉痛により痛む太腿をさする。


昨日、罰としてさんざんこき使われたのだ。



「くそぅ…土方さんのせいですよ…」


恨めしそうな目つきで土方を見るが、もちろん土方はまだ寝ているため気づいていない。



(……にしてもこの部屋、また汚くなってきたなぁ。
……そうだ!土方さんが起きた時にびっくりするぐらい、綺麗にしておこっと!)


桃は布団を畳み終えると、掃除に必要な物を取りに行くため、土方を起こさないよう静かに部屋を出た。




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