「ちぇ~、ちょっとサボったら、こんなにツケが回ってきたよ~ひぇ~重いよぉ~」


有美ちゃんが、荷物一杯の[ウミン号]で、帰って来ました。

「あっ!パアー‥パ‥‥
誰?あの人‥あ‥猫ちゃん! ひょっとして、飼い主?」


有美ちゃんを見つけた浩二さんが、さっきの事情を説明しています
隣りでは、黒服のハゲ(有美ちゃん目線で)が、猫ちゃんを抱いて、微笑んでいます。


「うん、わかった!
ぁ、ちょっと‥」


有美ちゃんが[ウミン号]で、行けない場所だったら、集金してこいって‥
有美ちゃんしっかり者過ぎません?


「歩いても10分くらいらしいから大丈夫だろ~。行ってくるよ。」


そう言って、浩二さん、黒服の男と、歩いて行きました。

有美ちゃんが、玄関先で、男の物と思うスクーターを見つけます。

振り返って見ると、浩二と男は、左手の山の方に‥


「あれ?あっちは、天下さんと工藤さんと神社さんしかないよぉ?」