速斗side



さてと…麗美も隣に行ったしどうせ来たのは白龍の奴らだろう



『どーぞ。』



「失礼します…」



思ったとおりの面子が顔を見せる



互いになにも話さず沈黙が流れる



先に口を開いたのは…



「どうして、隠してたんですか…?」



風磨だった



『……お前らは…アイツが麗美だってわかってたらどうしてた?また、あの時みたいに殴るのか?』



「それは…」



ぐっと押し黙った風磨



「それとこれは…」



『話が別だって?んなわけねぇだろ。大体…っ!』



なんで、麗美を追い出した?



そう言いかけて言葉を止めた