ケータイ小説 野いちご

キミが私を嫌いなワケ

第1章 正反対なキミと先輩
♯3 帰り道、幸せの連続

♯3



今日は、ハッピーな日だ。



今年度初めての、委員会だ。


なんてったって、藤堂先輩に会える。


会いに行かなきゃ会えない存在の先輩に、会える。



「……と、こんな感じです」



保健の先生が話している間、ちらちらと先輩を盗み見る。



……やっぱり、かっこいいなあ。


でも、可愛いところもあって。


少し天然で、そしてとっても優しい。


あー、好きです、先輩。


藤堂先輩への想いを心の中でずっと叫んでいた。


わ、私、もしかして、変態かも……!?



「1年間の仕事は、プリントに書いてあります。目を通しておいてくださいね」



先生が一方的に話しながら委員会は進められていく。


まだ具体的な活動はなく、オリエンテーションのような形で説明を受けるだけだった。



その後、自己紹介をすることになり……。



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