「────っは!?」 ガバリと勢いよく起き上がる。 時計を見るとちょうど午前6時を指していた。 「なんだ、夢か……」 ふぅ、と息をはく。 足早に、駆け足で、なんというか、とてつもなく急展開な夢だったな。 彼方が、んーと、その…… 『 柚月のことが、好きなんだ 』