翌朝

アオジの鳴き声が聴こえ目を開けた。

「う…ん」

ゆっくりと体を起こし窓際の方に目をやると、そこにはアオジのつがいがいた。

起きなきゃ。

クローゼットの中から服を選び着た。

「よし!」

身支度が終わり、外に出ようとドアを開けた。

空を見上げると雲ひとつない晴天だった。

いい天気だ。よし、昨日ヨシバに家事のお手伝いを頼
まれてるから行かなきゃ。

ヨシバは私のイトコで、とても強かで優しいお姉さん的な存在。今は、可愛い子供と優しい旦那と一緒に暮らしている。