ある産婦人科で赤ん坊が生まれた。 その夜看護婦が赤ん坊の様子を見てみると、 なんと赤ん坊は死んでいた。 病院は事実を隠蔽するため、すぐに身寄りのない赤ん坊を身代わりに用意した。 出産のとき母親は意識がなく、自分が産んだ赤ん坊をまだ見てはいない。 そして見た目が瓜二つな赤ん坊を選んだため、見破られることはないはずだった。 次の日、母親は赤ん坊と対面するなり鬼の様な形相で叫んだ。 「こいつは私の赤ちゃんじゃない!!」