ケータイ小説 野いちご

あの日の約束を、君ともう一度

1Q【君との約束】






コート上に鳴り響くホイッスル。





その音とともに私の手から離れたボールが、綺麗な弧を描いてネットを揺らす。





シュパッという音とともに沸き起こる、周りからの歓声。





それは、悲鳴のようだった。





いわゆる、ブザービーター。





それは、私たちのチームの優勝を決めた。





私が2年の時の中学校の総体。





私はここで、君と約束したんだ。













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