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アミダくじサウンド

#1 発祥

#1 発祥

埼玉県某所。1人の男が旅立とうとしていた。彼の名前は坂上裕太。学生時代は野球部に所属していた彼だが高1の冬に肘を壊して退部してしまった。
小学校から続けていた野球をやめた彼は以前から興味を持っていた音楽の道に進むと決めたのだ。

そんな彼の高2の春からのお話。
 
裕太が在学中の高校には軽音楽部と言うものはなく、音楽系の部活と言えば吹奏楽部しかなかったのだ。
裕太「野球を捨てて音楽をやろうと思ったけど...。何をどうしたらいいのかわからない!ロックがやりたい!」
裕太は悩んだ。裕太はひらめいた。
わからなければなんでも携帯で調べる。
現代人の悪い癖だ。(作者もその一人笑)
①周りを誘ってバンドを結成する
②メンバー募集サイトで集める
この2つが主な結果だった。
裕太は学校の音楽好きな仲間を集めてバンドを結成した。
裕太はギターボーカル。同クラスの木村がベース、内藤がドラム。そして他クラスの唯一の経験者塩谷がギターの4人編成だった。
バンド名称は「HATE 」
以下にも厨二病な名前であった。
今思うと黒歴史過ぎて恥ずかしい。
裕太の父親のコネでバンドT シャツも作成したが完全に部屋着だ...。それもコンビニにも行けないほどの...。
このバンドで沢山の思い出があった。
校外ライブをしたり、文化祭に出たり、ベースの木村が抜けてしまったり。
いろいろあった。
でも一番大事なのはこのバンドを結成する上でのギターの塩谷との出会いである。
塩谷はロックのも好きであったが、中でもヴィジュアル系いわゆるV 系が好きだった。そう、裕太は塩谷に影響された。
色んなアーティストを聞いてどんどんV 系の世界にのめり込んでいったのだった。
同じV 系のバンドが好きな彼女もできた。
野球部を止めたばかりの裕太の髪は短髪だったがエクステを大量につけ、イメージとしては鬼太郎のようになっていた。
周りからは野球が出来なくなって頭がおかしくなったと噂までされた。 




悲しかった...。

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