「エレン?やっと実験に参加してくれる気になったぁ~!!??」
「はい。」
「うぅひょぉ~っ!!キターっ!ようこそ、研究室へ!ふふふっ。じゃあここで皮膚噛み砕いて」
「えぇっ!?ちょ、ちょっと初めからやばくないですか!?これで巨人化しちゃったらどうするんですか!?」
「大丈夫だよ~!!私のデータによるとね!巨人化は自己意識がないと出来ないんだよ!」
「は、はぁ...」
「じゃあやってみて!」
「がぢゅっ」
エレンは皮膚を噛み砕く。
それを見るハンジ。なんとも言えない光景だ。
「うぉぉお!!そのままだよ~いーい?今取るからねぇえ~うっと」
ハンジは一部の皮膚を取り、エレンの傷口に包帯を巻く。
「エレン~痛かったろう?でももう大丈夫。巨人化出来る人間だからすぐ戻るだろう。前に歯が抜けた時だってすぐ生えたからさ」
「は、はぁ...」
○●○●○●○●○●○●○●○●○●
「エレン、大丈夫...って何?この包帯は」
「あぁ...ミカサ。ハンジさんの巨人化出来る人間の皮膚を調べたいって言ったから実験に協力してた」
「エレン、この前みたいにスプーンとった時に巨人化(?)したらどうするの」
「あぁ?あれは...まあなんかの間違いだろ」
「そうかなあ?じゃあ僕はちょっと部屋に行ってるよ」
「あぁ、アルミンじゃあなー」
「ばーいばーい!!...ってまさか!」
ドォォォォォォン...
「巨人化しちまった」
「「ほら言った!!」」