ケータイ小説 野いちご

promise

幼なじみの彼


あれは何年前のクリスマスだっただろう……。



クリスマスツリーの頂上でキラキラと輝いてたお星さま。



クリスマスの日は夜空からお星さまがやって来て願いを叶えてくれる特別な日。



あの頃のわたしはずっとそう信じて疑わなかった。



「ほらっ」


「わぁっ!」



わたしにそれを差し出してくれたのは、大好きな幼なじみの男の子だった。



小さな手のひらの上でキラキラ輝くお星さまを満面の笑顔で見つめていたわたしに、



「大好きだよ」



こう言って彼はチュッと頬に柔らかいキスを落とした。





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