ケータイ小説 野いちご

見守る恋じゃダメですか

想いを隠し私は笑う
#3

今日も登校は佑斗と一緒。
毎回帰り際に”遅刻するな”って言うのにわざわざ迎えに来てくれるのだ。

 「お前、目赤いぞ」

 「え?あぁ、目が覚めなくて擦ってたら赤くなっちゃった」

私は笑いながら言った。
まぁこれも嘘だけど。
昨日、泣いたまま目を冷やすの忘れちゃったから目が少し腫れているのだ。

メイクで少しは隠せたと思ったんだけど甘かったか…

 「そんなことしたら目が傷つくだけだろ、馬鹿だな」

 「ちょっ!馬鹿って言った方が馬鹿なんだからねー」

 「お前はガキか!ほらさっさと学校行くぞ」

 「はーい」



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