ケータイ小説 野いちご

理系彼氏と文系彼女

告白

「あの、わ、私と付き合ってもらえませんか」
あぁ~言ってしまった。我ながらなんと普通の告白、あれだけシュミレーションしていっぱい考えたのに。まだ心臓はバクバクしてるし絶対顔も紅いし逃げたいよ~。
私が自分よりも少し背の高い彼をうかがうように見ると
「いいよ」
彼は笑顔で答えてくれた、安心からか少しずつ心臓の鼓動も治まり。体の奥からは嬉しさが込み上げてきた。
しかし次に彼から伝えられた爆弾発言で私は放心状態になってしまった
「あ、でも自分より理系科目で点数を採れたらね」
え!?なに、今なんて行った?彼より点数を採れって?
しかもよりにもよって理系科目で?私は自分の心の中で何度も問い返してしまった。
「う~んでも全部は無理だろうから数学だけでいいよ」
なんとも上から目線に聴こえるが、実際問題確かにそうである。彼は学年で理系科目全てトップ10に入るほど頭がいいのである。そのなかでも一番低いのが数学なので、彼なりの配慮だと私は思うことにした。
「わかったじゃあ次の期末で勝負して買ったら付き合ってね」
仕方がないので私はこの勝負に乗ることにしたが、心の中では、あーぁぁ!なにそれ無理でしょ!まず理系科目ムリ!しかも一番苦手な数学とかふざけてるの、絶対ムリじゃん!とか叫んでいた


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