むかしむかし、ある所に王様がいました。

その王様は残虐非道な王様で、自分の思い道理にならない人間はすぐに殺す、とても恐ろしい王様でした。

ですが、王様に殺されずずっとそばで仕えていた1人の従者がおりました。

その従者は笑わない感情を失った人間でした。

これはそんな残虐非道で恐ろしい王様と、笑わない従者のお話です。