新選組の屯所に到着した僕は、手を縛られて男達の前に座らされていた。



鋭い目付きで僕を睨んでくる男達に囲まれる。



何とも気分が悪い。



?「おい歳、この少年は誰なんだ?」



?「こいつは男じゃなくて女だ」



?「そうなのか!?男にしか見えんな……」



蛍(なんか複雑)



?「お前名前は?」



名「さっき言ったでしょ。水野蛍。てか自分から名乗らないとか、武士としてどうな訳?」



僕の言葉で眉間の濃い皺が、さらに濃くなった。