「んー・・・ん」


眩しい日差しに目をさます、朝は低血圧のせいで座っていてもフラフラする。


「ふわぁぁ・・・いま何時?」




近くに置いた時計を手に取ると、時計の針は9時をさしていた。

(9時か、ちょっと遅かったかなぁー)







ふわふわのベッドからゆっくり体を起こすと、寝室のカーテンを捲りあげルナが入ってきた。




「ソフィー様、おはようございますー。本日はとてもよいお天気ですよっ」ルナはにこにこと微笑みながら、手にはトレイを抱えていた。


「んー、おはよう。ルナ」
「はいっ。あっ、お水飲まれますかー?」


片手に抱えていたトレイを近くのミニテーブルにおき、コポコポとコップに水を注いでくれた。




「ありがとう・・・」

まだ寝ぼけている私はゆっくりと水を飲み干す。