ケータイ小説 野いちご

もっと、俺のそばにおいで。

*第2章*
修羅場、ふたたび。



3分……!?


カーテンを開けられたら困るし、あたしはとりあえず急いで着替えを済ませた。


スマホを確認すると、もう4時半を回っていた。

……ということは、6時間目が終わってから1時間近くが経過している。


青山くん、いつから待っていてくれたのかな……。


いくら風邪を移したとしても、あたしを家まで送り届ける義務なんてないのに。


そんなに、自分のせいにされるのが嫌なの……?



「……お、お待たせしました」



カーテンを開けると、青山くんは持て余すように保健室の備品を手に取って眺めていて。



「行くぞ」



ーーーガラガラ


あたしに目をやることもなく、保健室のドアを開けた。

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