ケータイ小説 野いちご

もっと、俺のそばにおいで。

*第2章*
責任取らせろ。




翌日。

今日も朝から空はスッキリ晴れていたけど、あたしの心はどんよりしていた。


昨日、なんだか嫌な別れ方をしたせいか、夜はずっと考えちゃってあまり眠れなかった。

そのせいか、頭も痛い……。


喉も少しイガイガするから、朝からのど飴が手放せない。



「花恋~~っっっ!」


…………。


朝から元気だなぁ……。


杏ちゃんの甲高い声が、痛い頭にちょっと響く。


こめかみを抑えながら声の方に顔を向けると、これ以上ない満面の笑みの杏ちゃんがいた。


なんとなく想像できる。


昨日のカラオケの報告かな?


杏ちゃんのことだから、あっというまにメガネくん……智史くんと仲良くなったんだろうな。



「聞いてよ聞いてよ。智史くんてね、すっごい歌が上手なんだよ~」

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