あれから1週間が経った。



辻くんとはなかなか良好な関係になれたけど……私は相変わらず一緒にいる友達がいない。


でも私が1人でいると……


「早瀬!」

こんな風に話しかけてくれるんだ----------

「お前なー、1人でいんなよ。」
「だって……怖いんだもん。
人と話すのが。」


私だって何回か話しかけてみようかな?なんて思ったことはあった。


でも、私が笑わなくなった途端みんなが私から離れていった。


そのことがトラウマになって自分から友達を作れなくなっていた。


友達なんていつ裏切るかわかんないもん。


ちょっとした変化できっと離れていっちゃうんだ。