この世界に、人はどのくらいいるのだろう。

正解を知っている者は、誰一人としていない。
いや、およその数は分かっているのかもしれない。でも、本当に正確な数なのか?


そんな訳は、あるはずもない。
数えられるはずがないのだ。
数えてる最中にも、人は、誕生したり、あるいは、亡くなったり。

そう考えると、事実、人との出逢いは奇跡なのかもしれない。