ケータイ小説 野いちご

スクールシンデレラ

第1章 私は負け犬

「いっ、たー」


「またアイツ引っかかった!」

「チョーウケるんですけど」
 
「ホント、ざまぁって感じ…」




アハハハハ…

アハハハハ…

アハハハハ…


  

私は負け犬。






高校3年生にもなっていじめられるって、なんか虚しいよね。

いつもいつも常套手段に引っかかっては笑われ、馬鹿にされる。







低レベルないじめをしている人たちなんて相手してられないと思って、黙って何も言い返さないけれど、それが自分の弱さだって気づいている。


嫌なら嫌と言わなきゃ。
嫌なら何か行動しなきゃ。

そう思うのに、実際は何も出来ない。







私は弱い。

あの人たちがどんなに憎くてもどんなに嫌いでも何も出来ない。
  













そう…ーーーーーーーー何も出来ない。

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