→苺花side♪


京ちゃんと再び同居を始めて1週間が経とうとしていた。


毎日、一緒にご飯を作ったり
部屋で二人一緒に過ごしたり、とても幸せな日々が続いていた。


そんなある日。


「苺花、明日デートしねぇ?」

皿洗いをしていた手が止まる。


デート?


行きたい!
って言いたいけど
デートって聞くと京ちゃんに振られたあの日のことを思いだしてしまう。


「……」


絶対そんなことはないって思うんだけど、トラウマが消えない。