どんなにすがったって過去は戻らない


どれだけ求めたって
どれだけ叫んだって
どれだけ愛したって


決して戻ることのない日々


あの輝いていた時代、ストイックでいられた
自分、

全ては自分のものなのにもう私の手の中にはない。


すり抜けて抜け落ちて。


二度と手にはできない。

私は昔の自分が好き。これだけは誰にも譲れない。


誰よりも努力をして、
誰よりも泣いて、
誰よりも悔しくて苦しくて泣いてすがって、誰よりも醜く生きていた。


誇れるほどに。


きっと見苦しかった、
きっと汚かった、
きっともう…二度と戻れない…


そう。私は、私たちは知っている。


知っているけど理解はしていない。


いいや、したくない。


受け入れられない。


決して忘れないから…

そんな言葉はいらない
だからもう一度だけもう一度だけって何度も思う。


でもこの世はファンタジーでもSFでもない。

魔法なんて時空なんて存在しない世界。


誰も気づいてくれない、
自分から発信しなきゃ
誰もが人を無視するそんな時代。

あなたはどこにいますか?