ケータイ小説 野いちご

初恋のキミは最愛ヒーロー

Act.2
噂は本当か、嘘か


壱夜くんの奇妙な噂話を初めて耳にした日から数日が経った。


校内でも有名な話だなんて、あの女の子たちは言ってたけど、本当にそうなのか疑問で…。


あの日から、壱夜くんのことを色んな生徒に聞いているわけだけど…


「あ~、6組の黒河内君ね。この辺の不良を束ねてるヤバい人でしょ?」


「適当な因縁つけて暴力振るったりするみたいだし、恐喝とかも頻繁にやるらしいじゃん?マジ、怖い」


返ってくる言葉は、みんな殆ど似たようなものばかり。


唯一、隣の席の橘さんは“あくまで噂だから”という見解で、広まってる噂を信じてる様子では無かったけれど…


他の人たちは、壱夜くんを危険人物だと言っていて、極力…近付かないようにしているらしい。


どうして、こんな噂が流れてるんだろう…?


優しい壱夜くんを見てる私としては、不可解でならない。


ただ、少し引っ掛かってるのは……



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