次の日…… やっぱり腰は悲鳴を上げた。 ベッドからなんとか立ち上がれるようにはなったものの、会社へ行くことは不可能だった。 だからあたしはベッドに横になり、またまた携帯を触る。 そんなあたしの頭の中に、戸崎が浮かんでは消えた。 今は何をしているのかな。 もう、横浜に着いたのかな。 そんなことばかりを考えて、剛君のことなんてすっかり忘れてしまっていた。