「お疲れ~夏樹!」
さっきまで、緊急オペをしていた
僕は、医者専用の休憩所で、休息していた
「あ、竜也か…」
「そんなにオペ疲れたw?」
「まぁね〜w」
彼は、同期の上杉竜也(うえすぎ たつや)
少し、子供ぽい…イタズラ心のある奴だよ
でも何かあった時には、とても頼りになる男
pipipi…
《はい》
《夏にぃ?美夏何だけど…》
《どうしたの?今日3人で遊びに行くじゃなかったの》
《その事何だけど…実はね、待ち合わせ時間になっても、ひなが来なかったから迎えに行ったの。そしたら、発作出て……今もずっと…葵が付いているんだけど…》
《分かった!緊急外来で待ってるから…》
《うん…お願いね》
《うん!》
電話を切って、ガタッと音をたてながら
椅子から立ち上がって廊下を歩く