クラスメイトの女の子たちとのお昼休みの会話。



いつもなら私も仲間に入って盛り上がるラブトークも、今日はそうはいかない…。





「へぇ…空くん、彼女いるんだ…」





「しかも他校の美女らしいよ!さすが空くん、やるよね〜」






知らなかった。



…何年も幼なじみやってきたのに。


空くんのことを一番近くで見てたのは私だと思ってたのに…。


ずっと、私が空くんの隣にいられると思ってたのに…。





そんなわけ、なかったんだ。




私は空くんにとってただの幼なじみで。



それ以上には見てくれない。