咲良「陽菜、顔色悪くなって来てるけど大丈夫?」

陽菜「大丈夫だよ。」

咲良「本当に?」

陽菜「うん。辛くなったらちゃんと言うから。」

咲良「わかった。」

陽菜「私に合わせないで先に行っていいよ。」

咲良「でも............」

陽菜「大丈夫だから。」

咲良「わかった。辛くなったらちゃんと言ってね。」

陽菜「うん。」

苦しくなって来たけど走ってる時ってこんなんだもんね。

陽菜「ハァー、ハァー、ハァー、ハァー」

だんだんさっきよりも息が苦しくてしづらくなって来た。

だけどまだ大丈夫だよね。

陽菜「ハァー、ハァー、ハァー、ハァー
、ハァー」

咲良「陽菜、大丈夫?」

陽菜「............」

バタンっ!

咲良「陽菜ー」

陽菜「ハァー、ハァー、ハァー、ハァー、ハァー、ハァー」

体育の先生「櫻井大丈夫か?」

咲良「陽菜ー 陽菜ー」

体育の先生「とりあえず保健室に連れ行こう。男子、櫻井のこと保健室まで連れ運んでくれ。」

男子「はい。」