ケータイ小説 野いちご

【完】恋のおまじないNo.2

待ち遠しいのは

ゆめside



今日はカズマが帰ってくる日。



お昼頃、夕方着だって連絡があったけど…正確には何時になるのかな。



待ち遠しいな…。



だってね、ニコニコ神社のお守りを持って帰ってくるんだよ!?



超有名なパワースポットで、巡礼する人が後を絶たないの。



願いをひとつだけ叶えてくれるという…。



あたしの大好きなおまじないと、相通ずるものがあるよね。



カズマはなにをお願いしたのかな?



なんてね。



してねーよって無愛想に返しそうだね。



カズマとは…わりと普通に話せてる。



キスも、告白されたことも…なかったみたいに。



忘れたわけじゃないの。



ただ、なんていうか。



実感がわかない。



だって、カズマは全然普通だし…相変わらず色々わかりにくい。



冬休みに入ってほとんど連絡がなくて、一昨日突然連絡があったかと思えば、ニコニコ神社の話題なの。



あけましておめでとうも、スルーだったよね。



用件だけ伝えるのって、ちょっと寂しい。



カズマが思ってること、もっとたくさん話して欲しいのにな…。




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