いつもとかわらない朝が僕を起こす。



もうこんな時間か、少し急いで用意をする。

「かおる~ごはんできてるわよー」

下で母さんが何か言ってる。

僕は無視して用意を続ける。

「聞いてるのー?」

はぁ、うるさい!

「かおる聞きなさい!」

母さんは少しでも思い通りにならないとすぐヒステリックになる。

僕は母さんのおもちゃじゃないいつもこれが嫌で

少し早く学校に向かう。