小説のネタを考えていると、たまに神設定が降って来ます。
「このネタ売れるかも!」
そう感じて、着々と構想を練り始めるのです。
登場人物はこんな感じにしたい、どういう冒頭にしようか…そんなワクワクでいっぱいになっている矢先です。
野いちごを開くと、いつも新しい本の紹介が載っています。
デビューしたもの、オススメ作品…そんな中に見つけてしまうのです。
そして地獄に落とされるのです。
この前考えた設定と…ほぼ一緒ではないか!、と。
そしてその瞬間に諦めるのです。
だって同じ事をしてしまっては、ただのパクリになりますから。
知らないなら、同じような作品でもパクリになりません。
でも知ってしまったからには、同じようなものを書くのに抵抗が生まれます。
そして断念するのです。