ケータイ小説 野いちご

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隣の席の狼君《短》

プロローグ




私の隣の席には、所謂不良と呼ばれる問題児君が居ます。


「あー、かったる」


顎に手を当て、空を見上げる彼の髪はキラキラと光っている。


うちの学校は別に髪を染めてもいい。でも彼のような金髪は少ない。


開けた窓から風邪が入り込んでくる。なびく髪が光るのを見ながら、きれいだなぁっと本音がポロリ。


ジーッと見つめていると、振り返った彼にギロリとにらまれた。


「なに見てんだ」


『いや、綺麗な髪だなぁって。シャンプーってなに使ってます??』





「は??」



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