落ち着いてからは菜乃花ちゃんの話を聞いたり、録画していたらしい今期のドラマを2人で見つつ夕飯を作って食べたりして。

今は交代でお風呂も入り終わっておつまみにスナック菓子を広げて晩酌を始めようかという時部屋のインターホンが鳴った。


「あら、予想以上にスパダリは行動が早かったようね。」


その声を聞いて私もインターホンの画面を見るとそこにはシャルが写っていた。


「はい。」

「夜分遅くに失礼します。シャルル・クラークと申します。松木菜乃花さんのお宅で間違いありませんか?」


「えぇ、そうです。」

「綾乃は居ますか?会わせてください。」

「解決したんですか?」
「はい、解決したので彼女に謝ることと話したい事があります。」

「分かりました。向かいのファミレスに行きますので待っててくれますか?」
「分かりました。」


そうしてインターホン越しのシャルと菜乃花ちゃんの会話を聞き急いで外に出る支度をする。

そうして菜乃花ちゃんは再び秋臣さんに連絡して来てもらうようだ。

「さ、綾乃行くよ!」

そうして菜乃花と2人でシャルの待つファミレスに向かった。