私は久しぶりの車椅子テニス練習日であるこの1日、恐怖を抱きながら過ごした。

こないだの事件の事を責められるのかと思って。


ただ誰も私に話しかけてこない事以外は何も変わらなかった。



得体の知れない何者かに自分の荷物が漁られるのは怖いという恐怖で、私はロッカーに鍵を取り付けた。