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私をさらって、キスをして

第3章



7月15日 午前11時52分



真夏の炎天下の中、



咲の板前として働く私



卯月楓は、



先日入ったばかりの夕月慧と共に、



玄関先の掃除に駆り出されていた。



本来なら仲居のやるべき仕事が



板前である自分に回ってくるなど



今となっては日常茶飯事であった。

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