月曜。


学校に着くと…。

クラスの人がこっちに向かってきた。

「あ、あの。桜木さん?」

この人誰だっけ?

私が首を傾げていると、自己紹介してくれた。

「あ、俺、藤島奏多。」

出来るだけ話しかけて欲しくないんだけど…

「何の用?」

自分でもびっくりするくらい低い声が出た。