女案内人が、依頼内容を話そうとするも、ログは失恋のショックで、それどころではなかった。実は意識した恋ならばはつ恋だった。何もかも聞き流している、ログに気がついた彼女が、「私が言った依頼内容を」復唱しろと言った。ログはそれどころの気持ちじゃなかった為に、彼女に謝った。「はつ恋の失恋のショックで」録に聞いて居ませんでした。と、だらだら両頬を涙で筋になるまで濡らす。「誰に失恋したと言うのだ?」と彼女に聞かれ「あなたのご主人様にです」とぐすぐす泣いていた。「彼は男性だぞ」とビックリした彼女の声がギルドに響き渡る。それが、彼女とはじめて会った良い気分のまま布団についた彼が見た夢を彼女にゲロる事になった。
「香りね」彼女は自分を嗅いだが「ご主人と同じ香り」を纏っていないと彼に告げた。ログもそう想った。あの逢瀬?は魔術か何かだろうとログが聞くと彼女は「可能性が高い」と彼女のご主人様をののしった。