ケータイ小説 野いちご

どうも、うちの殺人鬼(カノジョ)がお世話になってます。

2.ナイフ・スクールライフ
時流【肆】



「仁夜 麗歌(にや れいか)だよ、よろしくね~」


俺の隣の隣の席、つまり市木の隣の席の仁夜が話しかけてる。

市木は戸惑ってはいるが、警戒はしてない。

まぁ優しくてコミュ力の高い仁夜なら、きっと市木とも仲良くなれるだろ。

それより、問題はこれから始まる授業だ。

一時間目の授業は生物基礎。

市木は生徒に紛れて俺を守るのが仕事だから授業に参加しなくても良いのだが、延々と自分の分からない事を聞くのも退屈だろう。

授業中五十分、市木は耐えられるだろうか。


「この前の続きからなー。教科書24ページ開けー」


まぁ居眠りでもしてれば、ノートをとったりしなくても生徒っぽくなるか。

俺は形だけでも真面目に授業を受けよう。

前来た時とだいぶ内容が進んでるが、テストでは問題無いな。


「先週問一やったからな、今日はその続きから。DNAの構成のところ。まー、テストには出ないんだが、DNAの正式名称、分かる奴いるか?」


簡単だ。

答えは……

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