自分の腕の中でグッタリと倒れている葵を見る




額には少し汗が浮かんでいる




「お前はどうして無茶をする…」





俺はそう呟いて葵の少し赤くなった頬に触れる





俺もここについた時から対、妖用の結界を張ろうとは思っていた