ケータイ小説 野いちご

予言写真

違和感

それからあたしたちは学校へ向かった。


授業なんて受けられる精神状態ではなかったけれど、昨日も休んでいるし、心配もかけている。


とりあえず先生たちに顔を見せておきたかった。


「あれ、お前ら!」


学校の近くまで来たとき、そんな声が聞こえて来てあたしたちは立ち止まった。


声がした方を見るとそこには彰の姿があった。


「彰! お前、退院したのか?」


翔太が片手を上げてそう言った。


「おぉ。昨日の夕方には無事にな」


そう言い、翔太と同じように片手を上げて挨拶し、あたしたちの輪の中へ入って来た。

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