ケータイ小説 野いちご

予言写真

悲鳴

准一のそばから離れたくない。


そんな雰囲気があって、あたしたち6人は学校を休むことにした。


先生も事情を知っているので、深く咎めて来ることはなかった。


しかし、学生服を来た6人がダラダラと院内にいることはさすがに気がひけて、あたしたちは近くのファミレスに移動してきていた。


先生には連絡を入れているので、学校に通報されても心配はない。


「准一、大丈夫だよね……?」


そう言ったのは美津だった。


美津はすっかり疲れてしまった顔をしている。


一気に年をとったように見える。


「大丈夫に決まってんだろ」


そう答えたのは翔太だった。


あたしも、翔太の言葉に頷いた。


准一はきっとヤマを越える。


あたしたちがそう信じてあげなきゃいけないんだ。

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