ケータイ小説 野いちご

予言写真

一週間後

それから一週間たっても、和夫は学校に来ることができずにいた。


毎日お見舞いへ行っても和夫が元気になっていようには見えなくて、あたしたち7人の会話は自然と少なくなってきた。


本格的におかしいと感じ始めていたのだ。


和夫は相変わらず40度の熱を出していて、布団に入っていてもどんどん痩せてきているのがわかった。


「今日は、どうする?」


月曜日の放課後、理子が誰ともなくそう聞いてきた。


和夫の家に行くかどうかの質問だと、すぐにわかった。


「毎日行って迷惑かな」


そう言ったのは美津だった。


あたしも正直その心配をしていた。


行くたびにジュースやお菓子を出してくれる和夫のお母さんだったが、最近では目の下にクマを作り、すっかり疲れた顔になってきていたのだ。


自分の息子が一週間以上寝た切りなのだから、当然だった。


和夫の顔を見るのも、和夫のお母さんの顔を見るのも、正直つらくなってきていた。

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