ケータイ小説 野いちご

予言写真

自殺者

ふと目を覚ますと窓から光が差し込んでいた。


ここはどこだろう?


そう思って上半身を起こすと軽い眩暈を覚えた。


そして思い出す。


あたしは昨日写真を見ていて倒れてしまったのだ。


辺りを見回すと、ここが准一の家の離れだと分かった。


右隣には愛子。


その向こうに理子。


そして左隣には美津が寝ている。


3人の規則正しい寝息が聞こえて来る。


あたしは気を失って、そのままここに運ばれたんだろうか?


申し訳なさが込み上げてきた時、愛子が寝返りをうって目を覚ました。


「あ、梢!?」


起きているあたしを見て愛子が驚いたように声を上げた。


それを合図に、他の2人も目を覚ます。

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