先輩がお風呂に入っている間に、食器を片づけ、デザートの準備をした。

「お風呂お先にありがとな」

濡れ髪、ダボダボのパジャマ姿にドキッとしてしまった。

普段はコンタクトだったのか、今はメガネもかけていていつもとは違う雰囲気。

「いいですよー!あ、デザート用意したのでよかったら食べませんか?」

「ありがとう。いただこうかな」

「どうぞ!あ、私もお風呂入ってきますね。テレビとか好きに使ってください」

「鈴美ちゃんはデザート食べねーの?」

「私はあがってから…「なら待ってる。」

「いいんですよ?気にしないでください」

「いや、絶対待ってる」

こうなると千斗先輩は頑固なんだよなー。

とりあえず早くお風呂入ろ。

「じゃあ、早めにあがりますね」

ささーっとお風呂を済ませてすぐにあがった。

デザートは先輩と一緒に食べ、部屋に戻った。