7月。 暑い夏日が続く毎日です。 「あっちぃー!!」 「すーずしー!!!」 だけど私は全然暑くありません。 なぜなら翔太が私の分まで自転車をこいでくれて 私は風を受けるだけだからです。 「少しはこっちの身にもなりやがれ!」 翔太の愚痴を無視して風の心地よさに浸っていると学校についた。 「あ、美貴!おっはよー!」 「あらおはよう。」