-今日は蓮と両親の命日-

「菜々龍神達も今からこっちに向かうって」と斗真。

今は夜月の倉庫にいる。『おっけ。みんな!いままでほんとにごめんなさい。』と頭を下げる。

「総長頭をあげて!」「総長はやっぱり菜々じゃないとね」など笑顔を向けてくれる下っ端達。

『みんな…ありがとう』と微笑む。「菜々…」涼真が服を持ってくる。そこには"9代目夜月総長"と書かれている特攻服だった。

菜々はパーカーの上からそれを着る。そしてウィッグを取りミルクティー色の綺麗な髪の毛があらわになる。

菜々は目を閉じる、"菜々…!行ってこい"。目を開け輝龍になる。『てめら、あいつらを潰すぞ』

菜々はバイクに跨る。でもそのバイクは菜々のものではない。…蓮のバイクだった。

バイクを走らせると龍神と合流する。そのまま蛇牙の倉庫へ。

菜々はバイクを降りそして特攻服を脱ぐ。「菜々?」と由仁。『…これはここに置く』と蓮のバイクに被せた。

菜々はフードを被る。「『……行くぞ』」

思いっきり倉庫のドアを蹴り中に入って行った。