その人たちについていくと、屋上につき私を囲むように4人の人は立った。



……来る時の視線が痛かったな。


この人たち何者なんだろう…?


話って何?



「ごめんね、たくさん歩かせて」



茶髪の人がそう言って笑った。


けど……


ああこの人もか。


「………大丈夫です」




少し風が吹き、ブレザーを羽織ってくればよかったと少し後悔。


「それで話なんだけど……」


茶髪の人はそう言葉を濁しながら金髪の人を見た。