ケータイ小説 野いちご

【完】このまま、俺に溺れちゃいなよ。

1LDK♡
お前…、ムカつくんだよ。







【真心side】



そして、ついに校外学習の日がやってきた。


あれからというもの、有村くんとはわりと上手くやっていた。
まあ、あの日以来妙に優しくされることはなかったけど。


それでも、ちゃんと交代制というのも守ってくれているし、なかなか料理の腕前もあってあたしの口に合っている。


イケメンで料理もできるとか……どこまで神様は不平等なお方なんだか。
あたしにもなにか特別な才能がほしかったよ。

そんな中、有村くんとの同居生活も一ヶ月が経っていた。


「じゃあ、テキトーな座り方でいいからバス乗ってけ〜」


まいてぃーの言葉通りにみんなぞろぞろとバスに乗り込む。


ほとんどみんな仲のいい人たちと座っている。


あたしは果歩と座ろっかな〜……と果歩を探していると楽しそうに山口さんと話していた。


いつの間に二人は仲良くなってたんだろ?


山口さんこと山口京香(きょうか)ちゃんとは同じ班で大人しい女の子。




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