ケータイ小説 野いちご

【完】このまま、俺に溺れちゃいなよ。

1LDK♡
同居、始めます。




【真心side】



「まこぉ~~…」


そういって、あたしが朝、学校に着いてすぐに泣きついてきたのは親友の果歩(かほ)


「おはよ、果歩。またなんかあったの~?」


こんなの日常茶飯事で驚きもせず、返す言葉にも慣れた。

果歩にそう返事をしながら、自分の席にいき、腰を下ろす。

そして、その前の席に果歩がまるでそこが自分の席のように雑に椅子を引いて座る。



「聞いて~、また喧嘩したの」


「また?もう今月で何回目?」


まぁ、そんな話だろうとは思っていたけど。



果歩には年上の彼氏がいる。


とはいっても大人っぽい感じなんかじゃなくてどちらかというと子供っぽい。


その彼氏と何度も何度も喧嘩してしまうんだとか。

その度にあたしに泣きついてくるのに次の日になればケロッ、としてて仲良さそうに手なんか繋いで帰るんだから今回も大したことではないし、きっと大丈夫だろう。



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