痛い…身体のあちこちが痛い… かれこれ3日…何も口にしていない… 今頃、皆は幸せにやっているだろうか… 私の事なんて忘れて… 可笑しいな…涙なんて枯れたと思ったのに… まだ出てくるなんて… その時、私の顔に誰かの手が触れた 力を振り絞りながら上を向くと、 そこにいたのは『夜の皇帝』だった。 「見つけた」 その言葉を最後に私は意識を手放した。